シャワーヘッドを新しく交換することで、水圧アップ節水効果が得られますが、自分で取り替えて失敗、無駄な出費が出ることは避けたいですよね。

そこで、今回この記事ではシャワーヘッドの交換方法から、業者にお願いするときの費用、そして注意点を紹介します。

できるだけ出費を抑えて、納得のいく方法でシャワーヘッドの交換を行いましょう。

シャワーヘッドを交換するメリットとタイミング


シャワーヘッドは、新しく変えることで大きな4つのメリットがあります。

・節水効果
・一時止水機能
・水圧アップ効果
・汚れや水垢除去効果

古いタイプのシャワーヘッドを利用していると、水圧を上げることで、多量の水を使用しますが、最近は水圧はそのままで、使用する水の量を減らす機能がついているシャワーヘッドが主流となっています。

また手元でボタンひとつで、水を止める機能も大半のシャワーヘッドについていますので、蛇口を止めることなく、水を一瞬で止めることもできます。

さらに、水圧の問題でも深刻になるのが、マンション上層階にお住まいの方です。

回数が上がれば上がるだけ、タンクからの水を送り込む力が必要になり、水圧低下の問題が出てきますが、低水圧用シャワーヘッドに交換することで、これまでの水圧を上げることも可能になります。

シャワーヘッドも使っていると、目に見えない汚れや水垢が内部に付着します。やはりホース内の汚れはなかなか気付きにくいのですが、交換のタイミングを理解して、シャワーヘッドを交換する事をおすすめします。

シャワーヘッド交換のタイミングは?

シャワーヘッドの交換のタイミングは、使用する時間や回数により異なりますが、交換時期となるチェックポイントがあるので、お使いのシャワーヘッドの状態を確認してください。

・水漏れ
・やぶれやひび割れ
・カビの付着
・水垢の付着

水漏れの場合は、水道代を考えても早急にシャワーヘッドの交換が必要です。

やぶれやひび割れも一時的に処置するよりも、シャワーヘッドを交換しておいた方が使い勝手やコストのためにもいいです。

カビの付着や水垢の付着は、内部からジワジワと目に見えて現れてきます。

目視できるカビや水垢の付着は、すでに内部はもっと酷い状態になっていることを考えて、シャワーヘッドの交換の必要性を考えないといけません。

上記の4つの交換タイミング以外にも、各メーカーが推進する交換時期は頭に入れておくと、シャワーヘッドの急なトラブルを回避することができます。

シャワーヘッドを交換したら、いつ交換したのか管理しておくことも大切です。

シャワーヘッドは自分でも交換できるの?シャワーヘッドの交換方法は?

シャワーヘッドの交換は難しくはありません。少し知識があれば、自分での交換も可能です。

ただし、無闇に取り外したり、適当に交換すると破損や水漏れを起こしこともあるので、自分で交換する場合は、正しい交換方法でシャワーヘッドを取り替えましょう。

シャワーヘッドを交換する前に理解しておくべきこと

シャワーヘッドを交換する前に理解しておいて欲しいことは「シャワーヘッドの構造と仕組み」です。

シャワーヘッドはシャワーヘッドシャワーホースパッキンの3つの部品でできています。

この3つの部品を切り離して、新たなシャワーヘッドに交換する場合に必要な道具は3つあります

・新しいシャワーヘッド
・モンキーレンチ
・マイナスドライバー

交換するシャワーヘッドはさまざまな種類で販売されているので、多くのメリットを得られるシャワーヘッドを選びましょう。

あとは、アダプタを外すためのモンキーレンチと止水栓を閉めるためのマイナスドライバーがあれば、簡単にシャワーヘッドは交換できます。

シャワーヘッドの交換方法

①マイナスドライバーで水道の元栓を閉める
②モンキーレンチでシャワーを取り外す
③新しいシャワーヘッドにパッキンを取り付ける
④モンキーレンチでシャワーホースを取り付ける
⑤新しいシャワーヘッドを取り付ける
⑥マイナスドライバーで元栓を開いて水を出す

シャワーそのものが3つの部品のみでできているので、シャワーの交換は簡単に行うことができます。

ただし、交換の際の注意点を理解しておかないと、交換に時間がかかってしまったり、うっかり部品を傷つけてしまうなんてこともあるので注意してください。

まずシャワーヘッド交換中は必ず、水を止めて行います。このとき、混合水栓の場合は両方ともしっかりと閉めてください。

新しいシャワーヘッドには、忘れずにパッキンを取り付けましょう。

最後に元栓を開いて、水を出す場合も部品それぞれがしっかり装着されているか確認してください。一度、水を出して水漏れなどがないかを最終的にチェックして、シャワーヘッド交換は完了になります。

シャワーヘッド交換の注意点

シャワーヘッドは簡単に交換することができるので、お好みのシャワーヘッドを選ぶだけで、その日から新しいシャワーヘッドを利用することができます。

ただし、メーカーが異なることでシャワーヘッドの交換は業者にお願いしたほうが無難ということもありますし、シャワーヘッドを選ぶなかでそれなりに商品を絞る必要もでてきます。

シャワーヘッド交換時の注意点を理解して、サイズが違った…メーカーが違って交換できないなどの事態を避けましょう。

ネジサイズの違いに注意

これまで使っていたメーカーの商品しか選ぶことができないというわけではありません。

基本的にシャワーヘッドはお好みのメーカーで新しい商品を選ぶことができます。

ただし、交換時に「ネジサイズが違う」というトラブルも出てくるケースもあります。

このトラブルはシャワーヘッドとホースのメーカーの違いから起こりうるのですが、日本製であればシャワーヘッドとホースのメーカーが異なっても、大半の商品はカチッと綺麗に繋げることができます。

ただし、「MYM・KVK・ガスター」一部のメーカーはネジサイズが合わないことがあります。

シャワーヘッド交換に不安がある場合は、ネジサイズの異なるシャワーヘッドの交換は、メーカーや業者に相談するようにしましょう。

シャワーヘッドの交換は簡単!お気に入りの新しいシャワーヘッドに取り替えよう!

シャワーヘッドは構造や仕組みを理解すると、メーカーや業者にお願いしなくても、簡単に交換することができます。

シャワーヘッドが古くて交換したいけど、どれだけお金がかかるのかと気になりますよね。

でも、シャワーヘッド本体の費用のみで簡単に交換することができるので、古くなったシャワーヘッドを使い続けて、節水できない時期を過ごすよりも、多機能なシャワーヘッドに交換する方が、トータルのコストダウンにつながります。

シャワーヘッドも本当に豊富に商品が販売されていますので、どのシャワーヘッドが人気なのか?おすすめなのか?なかなかわかりにくくなっていますが、求めるメリットに合わせて、納得のいくシャワーヘッドを購入しましょう。